お見合い①
初お見合いのお相手は…
25歳・年収400万円・大卒・事務職正社員・身長174cm
というスペックでした。
写真も、きちんと写真館で撮られた、爽やかな印象。
若いのに、結婚相談所なんて早いなぁ~。
くらいに思っていました。
事務職で、若くして400万円あれば、まあまあ稼いでくれるだろうという期待を胸に、いざ、お見合い!!
この結婚相談所では、大学名と会社名をお見合いの時に発表されるシステムでした。
男性は、私より高い学歴が良いと思っていまして…。
というのも、私あんまり良い大学ではないのです。
母校のことは大好きです。
スポーツも今でも応援します。
しかし、就職率が低い。
研究者・教諭になる人が多いのです。
なんて言えば、良いのでしょう。
大手金融とか、総合商社とか、そういう会社が取りたくなるようなネームバリューがないのです。
話を戻します。
そんな、卒業生が少ない我が母校の名前が、お相手のプロフィールにあったのです。
この時点で、ちょっと萎える。
しかも、入学方法が、偏差値が低い人でも入れる裏技的な方法で、更に萎える。
更に、事務職で、400万円というのが、お見合いに至ったポイントだったのに、
まさかの、介護施設の事務で、夜勤込の年収だった…。
そして家が遠い。
同じ都内でも、ドアtoドアで2時間以上かかる距離。
彼の職場が都心だったらまだ可能性は
あったのですが、職場までは徒歩通勤らしい。
「今日はわざわざ来ていただいてありがとうございます。遠かったですよね?」
と聞いたら
「いやいや~、遠かったです」
と。
えっ、、、?
じゃあ、何回も会うの苦痛ですよね!?
さようなら。
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